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星界の道~航海中!~

星界の道~航海中!~

週間鎌倉日蓮速報(星界の道版)

本日午後、鎌倉の鶴岡八幡宮付近の路上で、自称天台沙門日蓮と名乗る男が寺院僧侶を大声で罵倒しているところを 駆けつけた警官により、悪口を禁じた御成敗式目違反の現行犯の疑いで逮捕されました。

取り調べに際し、男は「真言や禅や念仏や律のせいで諸天善神が去った。自分こそ日本の柱だ。」などと意味不明の供述をしており、
警察では今後、男の身元や精神鑑定を含め、動機などの解明をすすめるものと見られます。

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身延に在住の前科二犯、人気カルト作家・日蓮さんおの小説「下種本仏成道御書」が、平家物語長門本や吾妻鏡、長唄「主馬盛久之頸坐」で有名な平盛久氏の遺族から著作権法違反で訴えられました。

訴えによると日蓮の小説で「竜の口首の座」シーンが、平盛久氏竜の口における処刑場面と全く同じという指摘です。

原文は『梶原平三景時、兵衛佐殿の仰をうけて盛久を召す、心中の所願を尋ね申に仔細をのべず盛久、平家重代相伝の家人、重恩厚徳の者なり、
はやく斬刑に従ふべしとて土屋三郎宗遠に仰て首を刎らるべしとて、文治二年六月廿八日に盛久を由井が浜に引すへて盛久西に向て念仏十遍計申けるが、いかが思ひけん、
みなみ(南)に向て又念仏二三十遍計申けるを宗遠太刀をぬき頸をうつ、その太刀中より打をり(折)ぬ、又打太刀も目ぬきよりをれ(折)にけり、不思議の思ひをなすに富士のすそ(裾)より光り二すぢ(筋)盛久が身に差あてたりとぞ見えける』(平家物語)

ということで平盛久氏の遺族の訴状のポイントは四点。

1:場所の由井が浜が同じだ。
2:題目と念仏の差があれど「みなみ(南)に向て又念仏二三十遍計申ける」同じだ。
3:太刀取りの刀が折れるシーンも「太刀中より打を(折)りぬ、又打太刀も目ぬきよりをれ(折れ)にけり」同じだ。
4:光物が出て通り過ぎる所「富士のすそ(裾)より光り二すぢ(筋)盛久が身に差あてたり」全く同じだ。

なお遺族は本の回収と訂正謝罪文を求めているそうです。
この訴訟、日蓮本仏圏では発迹顕本がココですから波紋を呼びそうです。
渦中の身延山担当僧侶は「訴状が届いていないので分からない」
と言うことです。


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